豚肉ときくらげとレンコンの混ぜご飯&薬膳インストラクター

豚肉ときくらげとレンコンの混ぜご飯

豚肉ときくらげとれんこんの混ぜご飯を作りました。

豚肉ときくらげとれんこんを炒めて、醤油、みりん、砂糖で味付けしたものを、黒ゴマと一緒に、炊きたてのご飯にざっくり混ぜました。

これ、私自身の貧血対策に作ったものなんです。

実は私、去年から薬膳の勉強をしていまして、最近「薬膳インストラクター」っていう資格をとったのですけど(詳しくは記事の最後で)、勉強も兼ねて作ってみたものです。

貧血といえば、レバーですけど、そんなにレバーばっかりも食べられないですし、ね。

黒きくらげは、補血といって血を補ってくれる、貧血に良い食材。

豚肉、黒ゴマも血を補い、元気をつけてくれます。

れんこんも、血を補ったり、血の巡りを良くしたり、炎症を抑えて止血する作用などもある食材です。

きくらげもれんこんも、もともと大好きなのでたっぷり入れました。

こりこりした食感が楽しくて、好きな感じのご飯になりました。

【豚肉ときくらげとレンコンの混ぜご飯】
(材料)4人分
豚こま肉…100g(小さめに切る)
黒きくらげ…(乾燥)15g
レンコン…80g(皮をむき小さめのいちょう切り)
しょうが…1かけ(みじん切り)
ごま油…大さじ1
黒いりごま…大さじ1
米…2合
A(酒…大さじ1、しょうゆ…大さじ2と1/2、みりん…大さじ1、砂糖…大さじ1)

(作り方)
①米をといで、いつもより心持ち少なめの水加減でセットし、炊く。きくらげは水につけて戻し、食べやすい幅に切り、さらに千切りにする。

②フライパンにごま油を熱し、しょうがを炒め、豚肉も入れて炒める。豚肉の色が変わったら、れんこん、きくらげも入れて炒める。Aの調味料を加え、汁気がなくなるまで炒め煮にする。

③ご飯が炊きあがったら、フライパンの具を加え、黒ゴマも加えて、全体を混ぜ合わせたら出来上がり。

◎冒頭でお話した、薬膳のお話をちょこっと。

先月、薬膳インストラクターの資格試験を受けました。

以前から、薬膳や食べ物の効能などに興味があったので、去年の夏位に、薬膳のセミナーに通い始め、去年秋に、薬膳の初級の資格である「薬膳アドバイザー」というのをとりました。

アドバイザーといっても、初歩の初歩なので、引き続き勉強を続けて、4月に中級の「薬膳インストラクター」の試験を受けました。

インストラクターの方は中医学の専門用語も多くて、年のせいか憶える端から忘れていくし、電車の中でもテキスト広げて暗記、とか学生の時以来で、どうなることかと思いましたけど、先生の指導のおかげでなんとか合格出来ました。

最近は、薬膳、っていう言葉を耳にする機会も増えてきましたけど、実際はまだまだ、とっつきにくいイメージを持っている方も、多いんじゃないかなぁと思います。

苦い漢方薬とかが入ってて薬っぽい味がしそう、とか、体には良さそうだけど、味は二の次・・・とか。

薬膳とは、基本的に、中医学理論に基づいて作られる食事ですが、必ずしも、生薬等を使わないといけない訳ではありません。

スーパーに売っている普通の食材で、美味しく作れて、気軽に生活に取り入れる事が出来るものです。

わたしたち日本人の食生活の中にも、昔から言い伝えられ根付いている、様々な知恵がありますよね。

風邪気味でぞくぞくするなって時には、お葱やしょうがを入れた料理で身体をあたためたり…そういうのも立派な薬膳です。

加えて薬膳では、その人の体質や症状、季節、食材の持つ性質をきちんと見極めて取り入れることが大切とされています。

バナナが便秘にいいからといって、毎日せっせとバナナばかり食べていたら、バナナは、身体を冷やす性質をもった食材ですから、冷え症の人などは、効果がないばかりか、逆に健康を害すことにもなりかねません。

…とか、まぁそのような事を、かじった程度ですが、学んだ訳です。

私はまだまだ初心者なので、気軽に出来る範囲で、ゆる~く取り入れている程度ですが、この先、自分や家族の健康維持に活用しつつ、このブログでもたまには紹介していけたらなと思います。

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